● 仙台ビジネス地区の7月時点の平均空室率は6.12％、前月比0.03ポイント下げました。7月は拡張移転や館内増床、建替え予定ビルからの移転などに伴う中小規模の成約が見られた一方で、同規模の解約の動きも出ていたため、仙台ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で大きな増減がなく、前月比ほぼ横ばいで推移しました。7月時点の平均賃料は9,475円、前月比0.02％（2円）とわずかな上昇に止まりました。● 7月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前地区は5.85％、前月比0.10ポイント下げました。建替え予定ビルからの移転や分室開設などの成約があり、同空室率が低下しました。一番町周辺地区は5.00％、前月比0.16ポイント上げました。建替え予定ビルからの移転などに伴う成約が見られたものの、一部で大型解約の動きがあったことから、同空室率が上昇しました。県庁・市役所周辺地区は5.80％、前月比0.17ポイント下げました。成約の動きは少なかったものの、解約の影響が小規模に止まったことから、同空室率が低下しました。駅東地区は8.70％、前月比0.18ポイント下げました。他地区からの拡張移転や館内増床などの成約が見られ、同空室率が低下しました。