● 名古屋ビジネス地区の7月時点の平均空室率は4.07％、前月比0.11ポイント上げました。7月はビジネス地区外からの移転や分室の開設、館内増床などの成約が見られたものの、集約に伴う大型解約の影響があったことから、名古屋ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約1千坪増加しました。7月時点の平均賃料は12,689円、前月比0.13％（17円）上昇しました。● 7月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。名駅地区は3.43％、前月比0.43ポイント上げました。自社物件への集約に伴う解約の影響が大きかったため、同空室率が上昇しました。伏見地区は5.06％、前月比0.27ポイント下げました。ビジネス地区外からの移転や新規開設などによって成約が進み、同空室率が低下しました。栄地区は3.48％、前月比0.05ポイント上げました。分室の開設などの成約が見られた一方で、募集開始や他地区への移転に伴う解約の動きが出ていたことから、同空室率が上昇しました。丸の内地区は5.33％、前月比0.03ポイント上げました。館内増床などによる中小規模の成約が見られたものの、集約に伴う解約の影響があったため、同空室率が上昇しました。