● 名古屋ビジネス地区の6月時点の平均空室率は3.96％、前月比0.07ポイント上げました。6月は分室開設や拡張移転による大型成約が見られたものの、拠点の集約に伴う解約のほか、新築ビル1棟が募集面積を残して竣工した影響もあり、名古屋ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約8百坪増加しました。6月時点の平均賃料は12,672円、前月比0.04％（5円）上昇しました。● 6月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。名駅地区は3.00％、前月比0.11ポイント下げました。分室の開設や拡張移転などの成約の動きが見られ、同空室率が低下しました。伏見地区は5.33％、前月比0.23ポイント上げました。集約や縮小に伴う解約のほか、募集開始の動きも出ていたことから、同空室率が上昇しました。栄地区は3.43％、前月比0.14ポイント下げました。分室の開設などに伴う中小規模の成約が見られたため、同空室率が低下しました。丸の内地区は5.30％、前月比0.87ポイント上げました。解約の影響や新築ビルの竣工が重なり、同空室率が上昇しました。