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仙台ビジネス地区の平均空室率が５％台に低下

● 仙台ビジネス地区の10月時点の平均空室率は5.91％、前月比0.25ポイント下げました。10月は自社ビルからの移転などにより、竣工1年未満の新築ビルに成約が進んだことや、既存ビルでも建替え予定ビルからの移転や分室の開設、館内増床など拡張傾向の成約の動きが見られたことから、仙台ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約1千2百坪減少し、平均空室率が2023年10月以来の5％台に低下しました。10月時点の平均賃料は9,395円、前月比0.17％（16円）上げました。● 10月時点の地区別の平均空室率を見ると、駅前地区は5.92％、前月比0.23ポイント下げました。新築・既存ビルともに自社ビルや建替え予定ビルからの移転などに伴う成約の動きが見られたため、同空室率が低下しました。一番町周辺地区は4.78％、前月比0.33ポイント下げました。郊外の自社ビルからの移転などにより新築ビルに成約が進んだことから、同空室率が12カ月ぶりに5％台を下回りました。県庁・市役所周辺地区は4.20％、前月比0.22ポイント下げました。建替え予定ビルからの移転に伴う成約が見られたことや、解約の影響が小さかったこともあり、同空室率が低下しました。駅東地区は9.03％、前月比0.27ポイント下げました。分室の開設や拡張移転など中小規模の成約の動きが見られ、同空室率が低下しました。