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福岡ビジネス地区の平均空室率は３カ月連続で低下

● 福岡ビジネス地区の10月時点の平均空室率は5.08％、前月比0.06ポイント下げました。10月は新築ビル1棟が募集面積を残して竣工しましたが、建替え予定ビルからの移転や拡張移転などの成約が見られたことや、解約の動きが小規模に止まったこともあり、福岡ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約3百坪減少しました。10月時点の平均賃料は11,782円、前月比0.11％（13円）上げました。● 10月時点の地区別の平均空室率を見ると、赤坂・大名地区は9.86％、前月比0.95ポイント下げました。他地区の建替え予定ビルからの移転や拡張移転などの成約が見られ、同空室率が低下しました。天神地区は4.72％、前月比0.36ポイント上げました。解約の影響は小さかったものの、成約の動きが進まなかったため、同空室率が上昇しました。祇園・呉服町地区は7.41％、前月比0.46ポイント上げました。解約の動きがない中で新規開設やビジネス地区外からの拡張移転などの成約が見られましたが、新築ビル1棟が募集面積を残して竣工した影響により、同空室率が上昇しました。博多駅東・駅南地区は4.62％、前月比0.36ポイント下げました。建替え予定ビルからの移転や拡張移転などの成約が見られたため、同空室率が低下しました。