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札幌ビジネス地区の平均空室率は４カ月連続で上昇

● 札幌ビジネス地区の10月時点の平均空室率は4.23％、前月比0.15ポイント上げました。10月は拡張移転や館内増床など、中小規模の成約の動きがあったものの、縮小に伴う解約の影響が見られたため、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約4百坪増加しました。 10月時点の平均賃料は10,633円、前月比0.27％（29円）上げました。● 10月時点の地区別の平均空室率を見ると、駅前通・大通公園地区は4.52％、前月比0.28ポイント上げました。館内増床など中小規模の成約が見られた一方で、大型解約の動きも出ていたことから、同空室率が上昇しました。駅前東西地区は1.62％、前月比0.15ポイント上げました。解約の動きは中小規模に止まったものの、成約の動きが見られなかったため、同空室率が上昇しました。南１条以南地区は5.56％、前月比0.38ポイント上げました。コールセンターの分室閉鎖に伴う解約の影響があったことや、成約が進まなかったこともあり、同空室率が上昇しました。創成川東・西11丁目近辺地区は4.53％、前月比0.05ポイント下げました。拡張移転など小規模な成約の動きが見られ、同空室率が低下しました。北口地区は7.13％、前月比0.10ポイント下げました。拡張移転に伴う成約が見られたため、同空室率が低下しました。