● 福岡ビジネス地区の3月時点の平均空室率は5.34％、前月比0.22ポイント上げました。3月は竣工予定ビルへの移転に伴う大型解約や新規供給の影響があったことに加えて、成約の動きが小規模に止まったため、福岡ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で1千7百坪増加しました。3月時点の平均賃料は11,960円、前月比0.50％（59円）上げました。● 3月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。天神地区は8.09％、前月比0.40ポイント上げました。新築ビルや他地区への移転に伴う解約の動きなどがあり、同空室率が上昇しました。祇園・呉服町地区は6.61％、前月比0.44ポイント上げました。他地区の竣工予定ビルへの移転に伴う解約の影響が大きく、同空室率が上昇しました。博多駅前地区は2.56％、前月比0.14ポイント上げました。中小規模の解約の動きがあったため、同空室率が上昇しました。博多駅東・駅南地区は5.06％、前月比0.20ポイント上げました。成約、解約ともに大きな動きがなかったものの、新築ビル1棟が竣工した影響により、同空室率が上昇しました。