● 仙台ビジネス地区の1月時点の平均空室率は5.89％、前月比0.02ポイント下げました。1月は縮小に伴う解約の影響が出ていたものの、拡張移転や館内増床、建替え予定ビルからの移転に伴う大型成約の動きがあったことから、仙台ビジネス地区全体の空室面積が小幅に減少しました。1月時点の平均賃料は9,406円、前月比0.14％（13円）上昇しました。● 1月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前地区は5.23％、前月比0.19ポイント下げました。拡張移転などで大型空室に成約が進んだほか、館内増床や他地区からの移転に伴う中小規模の成約の動きもあり、同空室率が低下しました。一番町周辺地区は4.71％、前月比0.02ポイント下げました。縮小傾向の解約の影響も見られましたが、館内増床や他地区の建替え予定ビルからの移転などに伴う成約の動きがあったため、同空室率が小幅に低下しました。県庁・市役所周辺地区は6.15％、前月比0.80ポイント上げました。他地区への移転に伴う大型解約の影響により、同空室率が上昇しました。駅東地区は8.80％、前月比0.30ポイント下げました。館内増床に伴う大型成約が見られたことや、解約の動きが極めて少なかったこともあり、同空室率が低下しました。