● 仙台ビジネス地区の11月時点の平均空室率は5.70％、前月比0.05ポイント下げました。11月は拡張移転や館内増床、新規出店などに伴う中小規模の成約が見られた一方で、館内縮小や撤退などの解約の動きも出ていたことから、仙台ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約3百坪の減少に止まりました。11月時点の平均賃料は9,529円、前月比0.18％（17円）上昇しました。● 11月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前地区は5.52％、前月比0.08ポイント下げました。拡張移転や館内増床などに伴う成約があり、同空室率が低下しました。一番町周辺地区は4.74％、前月比0.11ポイント下げました。館内増床や新規進出など中小規模の成約が見られ、同空室率が低下しました。県庁・市役所周辺地区は6.21％、前月比0.07ポイント下げました。縮小に伴う解約の動きがあったものの、館内増床などの成約の動きがあり、同空室率が低下しました。駅東地区は7.17％、前月比0.01ポイント下げました。拡張移転や他地区からの移転などの成約が見られましたが、同規模の解約の動きも出ていたため、同空室率は前月比ほぼ横ばいで推移しました。周辺オフィス地区は7.19％、前月比0.46ポイント上げました。合併や縮小による解約の影響により、同空室率が上昇しました。