● 札幌ビジネス地区の11月時点の平均空室率は3.67％、前月比0.46ポイント下げました。11月は統合や拡張移転などにより竣工1年未満の新築ビルを中心に成約が進んだことや、解約の動きが小規模に止まったこともあり、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約2千3百坪減少しました。11月時点の平均賃料は11,032円、前月比0.18％（20円）上昇しました。● 11月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前通・大通公園地区は4.32％、前月比0.42ポイント下げました。拡張移転などの成約が見られ、同空室率が低下しました。駅前東西地区は2.39％、前月比0.19ポイント下げました。他地区からの拡張移転や館内増床などに伴う成約があり、同空室率が低下しました。南1条以南地区は4.89％、前月比0.92ポイント下げました。拡張移転や新規開設などの成約が見られたため、同空室率が低下しました。創成川東・西11丁目近辺地区は2.93％、前月比0.04ポイント上げました。解約は小規模に止まったものの、成約の動きが少なく、同空室率が小幅に上昇しました。北口地区は4.57％、前月比1.06ポイント下げました。他地区からの移転に伴う大型成約があり、同空室率が低下しました。